
小和田さんに聞く戦国武将の魅力(5)
連載コラム「戦国武将の危機管理」の筆者、小和田哲男・静岡大学名誉教授へのインタビュー。今回は「なぜ戦国武将にのめり込んだのか」という話です。夏休み企画「戦国武将の危機管理」インタビュー第5回。聞き手は今沢真・経済プレミア編集長です。
−−小和田先生が戦国武将にこれだけのめり込んだきっかけは?
◆小和田哲男・名誉教授 お城ですよ。お城が好きで、小学生のころからずっと城歩きをしていて。城だから城主がいるわけで、そうした武将の伝記を読んでいくうちにのめり込んでいきました。
この記事は有料記事です。
残り1209文字(全文1463文字)
投稿にはログインが必要です。
小和田哲男
静岡大学名誉教授
戦国大名・今川氏のお膝元で、徳川家康の隠居先でもあった静岡市で1944年に生まれる。72年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は日本中世史。戦国時代史研究の第一人者として知られ、歴史番組でおなじみの顔。趣味は「城めぐり」で、公益財団法人「日本城郭協会」の理事長も務める。主な著書に「戦国の群像」(2009年、学研新書)、「黒田官兵衛 智謀の戦国軍師」(13年、平凡社新書)。公式サイト https://office-owada.com