
米カリフォルニア州のジョーダン・ワイナリーでは、iPadを活用している。ブドウ畑を見て回ってブドウの葉の状態が悪い箇所があると、その写真をiPadでパシャリと撮影する。スマートフォンやタブレットの写真は撮影者が許可すれば、写真データにGPS(全地球測位システム)情報が自動的に記録されるので、撮影した写真がそのまま要注意箇所のマップとなる。
実はAgCode(アグコード)というブドウ畑管理専用のアプリがあり、害虫情報の管理から農機具の管理、収穫時期に雇う人々の契約や給与の管理までこなすことができる。同ワイナリーはこれに加え、ワインを熟成させるタンク内の温度管理などもすべてiPadで見られるようにしている。
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