この酒場この一品

縦に切る、厚みを出す ハムカツの進化が止まらない!

印束義則・ライター
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迫力のチーズハムカツ(530円)
迫力のチーズハムカツ(530円)

 “ハムカツ”と言えば煮込み、ポテサラと並ぶ、大衆酒場には欠かせない不動の定番メニューである。シンプルながらも抜群の安定感を誇るその商品力は大いに魅力だが、半面、シンプルさゆえに、意外にどの店も代わり映えがしないといった側面もある。

 そこで、これまで味わってきた数々のハムカツに飽き足らず、さらなる未知の世界を体験してみたいと願うなら、ぜひとも埼玉・東大宮の「串焼き・串揚げ・手作り惣菜 まどいびより 円居日和」(さいたま市見沼区、JR宇都宮線東大宮駅から徒歩3分)を訪れたい。そこには、アレンジをきかせた2種類の“進化系ハムカツ”があなたを待っている。

 最初の一品は、長さ30センチもあるスティック状の細長いハムカツ。商品名もそのものズバリ「ハムカツスティック」(200円税別)で、テークアウト利用を狙い、「手軽に歩きながら食べられる!!」をテーマに開発した商品である。テークアウト商品のため、店内のメニュー表には載ってない。また、以前はPOPを店頭に貼っていたが、それもいまははがされ、知る人ぞ知る“裏メニュー”となっている。

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印束義則

ライター

1966年福岡県生まれ。飲食店専門誌を多数発行する旭屋出版で「すしの雑誌」など専門誌、ムック編集に携わり、独立後はライターとして幅広く活躍。これまでに取材した飲食店は2000店以上、ローカル立地の繁盛店などニッチな飲食店情報に強い。「月刊近代食堂」(旭屋出版)に「ローカル実力店の強さの秘訣」「繁盛店を作るメニュー表」、「日本外食新聞」(外食産業新聞社)に「二等立地…地方立地…ありえない立地 印束義則の繁盛店実況中継」を連載中。