世界の乳幼児教育、行ってみたらこうだった!

「早く本物に触れさせる」英国の乳幼児教育

轟麻衣子・株式会社ポピンズ取締役
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象の絵本をテーマにしたストーリーサック
象の絵本をテーマにしたストーリーサック

英国編(3)

 乳幼児のころから、本物に繰り返し触れることを大切にする英国流の教育。前回のトレジャーバスケットだけでなく、今回ご紹介する、絵本や図鑑などを詰め込んだ布の袋「ストーリーサック」と、幼児向け自然教室「フォレストスクール」にも同じ考え方が見られます。

 ストーリーサックは、1歳ごろから小学生になるころまで使える手作りの遊具です。サックとは袋のことで、袋の中には一冊の絵本をテーマに関連するアイテムを詰め込んでおきます。

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轟麻衣子

株式会社ポピンズ取締役

東京都生まれ。12歳で英国の名門寄宿舎学校に入学。1998年、ロンドン大学を卒業後、メリルリンチ(ロンドン)に入社。シャネル(パリ本社、日本支社)などを経て、INSEAD(フランスを拠点とするビジネススクール・経営大学院)でMBAを取得。その後、デビアス(ロンドン)で勤務後、2010年、ポピンズ顧問、12年から現職。2児の母親。