
株価急落の背景をマネックス証券、広木隆さんに聞く(3)
マネックス証券チーフストラテジストの広木隆さんは、経済プレミアのコラム「ビジネスマンの投資術」で投資の心得について持論を展開している。今回のように株価が急落した場合は、個人投資家はどう対応したらいいのか。インタビューの最終回は、この点を広木さんに聞いた。【聞き手は今沢真・経済プレミア編集長、写真・川村彰、中国の写真は広木さん撮影】
──広木さんは、当サイトの連載コラムのなかの「保有株の悪材料には敏感になろう」で、個別株に悪い材料が出た時の投資の心得を書いています。それで、今回のような株価が全面的に下げた時に個人投資家はどう対応したらいいと考えますか。個別企業に悪い材料が出たら、「売れ」という指導でしたね。全部が下がった時はどう対応したら?
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マネックス証券チーフ・ストラテジスト
1963年、東京都生まれ。上智大学外国語学部卒業。国内銀行系投資顧問、外資系運用会社などの運用機関でファンドマネジャーを歴任。2010年から現職。経験と知識に基づいた金融市場の分析を行う。著書に「勝てるROE投資術」(日本経済新聞出版社)など。マネックス証券ウェブサイトで、最新ストラテジーレポートが閲覧できる。http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G903/strategy/index.htm
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