ITが変えるビジネスの近未来

iPhoneは障害サポート機能もすごかった

林信行・ITジャーナリスト
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 人間は自らの能力を拡張するために「道具」や「技術」を発展させてきた。そうした技術が体の延長としてさらに活用されつつある。

 米アップル社が、公式ページを通して世界に紹介した沖縄県の泡瀬(あわせ)特別支援学校については、本連載の第4回目で紹介した。同校のように、今、スマートフォンなどの最新技術を使って、これまで諦めていたことにチャレンジする障害者が少しずつ増え、彼らを支援する技術も増えている。

 特に、アップル社のiPhoneは障害をサポートするさまざまな機能を標準で備えている。

 「設定」の中の「アクセシビリティ」と呼ばれる画面には、弱視の人のために、文字の大きさを変えたり、画面を拡大表示したり、色を反転させたり暗くしたりするなど多彩な機能を設けている。

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林信行

ITジャーナリスト

1967年生まれ。アップルやグーグルの動向や技術、製品を継続的に取材対象としており、情報技術分野のテクノロジーに明るい。近年は、自動車やファッションなどのさまざまな業界におけるIT活用の取り組みに関心を持ち、人々の暮らしや社会にもたらす変化をテーマとしている。著書多数。