マンション・住宅最前線

昭和の「第1世代マンション」建て替えに注目だ

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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建物の入り口部分。昼間は周辺住民も自由に出入りできる
建物の入り口部分。昼間は周辺住民も自由に出入りできる

 この夏、東京都世田谷区で大規模マンションが完成し、9月1日の引き渡しを前に報道機関に建物が公開された。そのマンションは、「桜上水ガーデンズ」(野村不動産、三井不動産レジデンシャル)。

 京王線新宿駅から11分の急行停車駅「桜上水」を最寄り駅とし、同駅から平らな道を歩いて3分の住宅エリア内に建つ敷地面積約4.7ヘクタール、全878戸の大規模マンションだ。

 世田谷区内で、駅から徒歩3分の場所に大規模マンションを建てようとすれば、超高層のタワーマンションに…

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。