海外特派員リポート

記事執筆「毎秒2000本」の人工知能は世界を変えるか

清水憲司・毎日新聞経済部記者(前ワシントン特派員)
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AI開発ベンチャー企業「オートメーテッド・インサイツ」の社内=清水憲司撮影
AI開発ベンチャー企業「オートメーテッド・インサイツ」の社内=清水憲司撮影

 米国で人工知能(AI)の実用化が進んでいる。高度な情報処理技術を駆使して人間顔負けの自然な文章を書けるAIが開発され、有力メディアのAP通信は、AIを活用した企業決算の記事を年間1万2000本も量産。金融機関でも顧客向けリポートをAIが執筆し始めた。

 一瞬で作業を終えてしまうAIのおかげで、コストをかけずにきめ細かい情報提供が可能になったが、AIの進化が進めば、人間の「仕事」がなくなってしまう日が来るかもしれない。AP通信や米ヤフー、韓国のサムスン電子などにAI技術を提供する米ベンチャー企業「オートメーテッド・インサイツ」を訪ねた。

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清水憲司

毎日新聞経済部記者(前ワシントン特派員)

 1975年、宮城県生まれ。高校時代まで長野県で過ごし、東京大学文学部を卒業後、99年毎日新聞社に入社。前橋支局を経て、東京経済部で流通・商社、金融庁、財務省、日銀、エネルギー・東京電力などを担当した。2014~18年には北米総局(ワシントン)で、米国経済や企業動向のほか、通商問題などオバマ、トランプ両政権の経済政策を取材した。