フォルクスワーゲンとの提携解消が成立し、記者会見に臨むスズキの鈴木修会長(右)。左は鈴木俊宏社長=2015年8月30日、岡大介撮影
フォルクスワーゲンとの提携解消が成立し、記者会見に臨むスズキの鈴木修会長(右)。左は鈴木俊宏社長=2015年8月30日、岡大介撮影

政治・経済消費者に刺さるモノづくり

次世代環境技術を探すスズキの次の提携先は?

永井隆 / ジャーナリスト

VWと手が切れたスズキの行方を占う(1)

 スズキと独フォルクスワーゲン(VW)との資本・業務提携の解消が決まった。スズキがロンドンの国際仲裁裁判所に提訴してから4年弱もの時間が費やされての「離婚成立」だった。世界的に環境規制が強化されるなか、環境技術をめぐる提携は増えてきた。だが、今回の解消は国際的な大型提携の難しさを露呈した。スズキは、今後どんな生き残り戦略を描くのか。

 スズキが抱える課題は二つある。すなわち、「環境技術の“師”の不在」、そして「VWから買い戻す株式を…

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永井隆

永井隆

ジャーナリスト

1958年群馬県桐生市生まれ。明治大学卒。東京タイムズ記者を経て、92年にフリージャーナリストとして独立。「サントリー対キリン」(日本経済新聞出版社)など著書多数。

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