政治・経済決算書で読み解く企業のリアル

広告宣伝に金をつぎ込む化粧品業界の事情

高下淳子 / 税理士

化粧品業界各社の決算比較(2)

 今回は、化粧品事業を専業としている資生堂とコーセーの前期の損益計算書をもとに、両社の取り組みを比較します。特に、広告宣伝費と研究開発費を取り上げます。

 2016年3月期の第1四半期(15年4〜6月)決算では、資生堂が対前年同期比でプラス20.2%、コーセーはプラス27.5%の増収となりました。前期の同時期は消費増税後の反動減で売り上げ水準が低いため、単純に比較できないものの、両社とも当期は大幅な増収となりそうです。

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高下淳子

高下淳子

税理士

税理士・米国税理士・ファイナンシャルプランナー。外資系コンサルティング会社(監査法人)に勤務ののち独立開業。税務会計顧問業、経営コンサルティング業の他、各地の金融機関、シンクタンク等の講演・セミナー講師、企業内研修の企画実施などで活躍している。著書に「とにかく、みんなで考えよう! 日本の借金 わが家の税金 わたしの年金」(中央経済社)などがある。

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