経済プレミアインタビュー

疑惑の五輪エンブレムは「著作権侵害」ではない?

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東京五輪エンブレム問題について語る福井健策弁護士=2015年9月3日、猪飼健史撮影
東京五輪エンブレム問題について語る福井健策弁護士=2015年9月3日、猪飼健史撮影

 2020年東京五輪のエンブレムが盗作騒動で使用中止になった。アートディレクター、佐野研二郎さんの作品の何が問題だったのか、芸術や著作権問題に詳しい骨董通り法律事務所(東京都港区)代表パートナーの福井健策弁護士に聞いた。【聞き手・経済プレミア副編集長 戸嶋誠司、写真・猪飼健史】

 −−ベルギー・リエージュ劇場ロゴとの類似性が発端となって、東京五輪エンブレムの使用が中止されました。著作権法の専門家から見て、佐野さんのエンブレムは劇場ロゴの著作権を侵害していると思いますか。

 ◆福井さん エンブレム自体について言えば、著作権侵害の可能性はやや低いでしょう。著作権侵害の成立には三つの要件を満たすことが必要です。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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