経済プレミアインタビュー

改革を必要と思わない中国指導層の現状こそ危機的

編集部
  • 文字
  • 印刷
第18期中央委員会第1回総会が終わり、報道陣の前に姿を現した習近平(左端)、李克強(左から2人目)ら政治局常務委員(当時)=北京の人民大会堂で2012年11月15日、隅俊之撮影
第18期中央委員会第1回総会が終わり、報道陣の前に姿を現した習近平(左端)、李克強(左から2人目)ら政治局常務委員(当時)=北京の人民大会堂で2012年11月15日、隅俊之撮影

中国経済の実態は? 柯隆氏に聞く(2)

 中国がいかに危機的か。それは、指導層が自国経済の抱える深刻さに気付いていないことだと富士通総研の柯隆(か・りゅう)主席研究員(51)は指摘する。インタビューの第2回を掲載する。【聞き手は今沢真・経済プレミア編集長、写真は川村彰】

 ──中国は李克強首相が構造改革の推進、いわゆる「リコノミクス」を提唱しました。しかし、2、3年たって習近平主席の「新常態」という言葉に変わり、構造改革は薄れています。改革を進める力学は働いていないのですか。

 ◆働いていないです。この2、3年の問題ではなくて、その前の、胡錦濤政権の10年が問題だった。何もや…

この記事は有料記事です。

残り1761文字(全文2049文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
twitter 毎日新聞経済プレミア編集部@mainichibiz
facebook 毎日新聞経済プレミア編集部https://www.facebook.com/mainichibiz