部下を伸ばす上司 ダメにする上司

プロジェクト失敗、任せた部下失踪で上司も崖っぷち

細川義洋・ITコンサルタント
  • 文字
  • 印刷

 上司が知らないまま、部下が勝手に顧客とある約束をして、その結果大きなトラブルに−−IT裁判にはそんなケースもあります。

部下に任せたプロジェクトが裁判に

 ある会社が、組織内で情報を共有するためのグループウエア導入を決めました。そして社員Aに担当を命じ、Aは開発業者とシステムの要件定義を行うことになりました。担当AのITスキルが高かったことから上司はあまり口を出さず、仕事を任せていました。

 ところが、できあがったシステムは操作が複雑。しかも業務処理の手順に誤りが見つかったため、納入される…

この記事は有料記事です。

残り840文字(全文1085文字)

細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。