この酒場この一品

馬肉ステーキで知る「第四の食肉」の可能性

印束義則・ライター
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3種の部位を盛り合わせた「ボブリースペシャル!!」(3800円税別)
3種の部位を盛り合わせた「ボブリースペシャル!!」(3800円税別)

東京・新橋「馬酒場 ボブリー 新橋店」

 「馬肉料理は、馬刺しのみにあらず」。もちろん、馬刺しが代表的な馬肉料理としてうまいのは事実だが、馬肉の魅力はそれだけではない。馬刺しはうまい。だが、それ以外の馬肉料理も負けず劣らず、うまい。つまり、馬肉はとってもうまいのだ。

 馬肉が食文化として根づいている地域は、熊本、会津、長野、青森、山梨などが有名だが、東京でも下町では桜なべを食する文化が古くからある。2012年には社団法人日本馬肉協会も発足し、馬肉の品質と安全性の啓発活動に取り組んでいる。こうしたことも追い風となり、現在、首都圏の馬肉の消費量が著しく伸びている。馬肉は牛肉、豚肉、鶏肉に次ぐ「第四の食肉」とまでささやかれているのだ。

 その馬肉の魅力に多角的に触れるなら、東京・新橋の「馬酒場 ボブリー 新橋店」(東京都港区新橋、JR…

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印束義則

ライター

1966年福岡県生まれ。飲食店専門誌を多数発行する旭屋出版で「すしの雑誌」など専門誌、ムック編集に携わり、独立後はライターとして幅広く活躍。これまでに取材した飲食店は2000店以上、ローカル立地の繁盛店などニッチな飲食店情報に強い。「月刊近代食堂」(旭屋出版)に「ローカル実力店の強さの秘訣」「繁盛店を作るメニュー表」、「日本外食新聞」(外食産業新聞社)に「二等立地…地方立地…ありえない立地 印束義則の繁盛店実況中継」を連載中。