独フォルクスワーゲン(VW)が、違法ソフトウエアにより排ガス規制を逃れていた不正は、決して海外だけの問題ではない。日本でも2011年、東京都の調査で、国内大手自動車会社のディーゼルトラック車両に今回のVWと同様の問題が見つかり、都の求めでエンジン交換といった対応を実施させたことがある。詳しく報告する。
東京都は11年当時、自動車から排出される窒素酸化物(NOx)・粒子状物質(PM)の削減計画策定のため、実態把握調査をしていた。問題となったのは、いすゞ自動車のディーゼルトラック「フォワード」4車種だった。
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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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