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巨人ヤフーニュースがステマ記事排除に動く理由

まつもとあつし・ジャーナリスト
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 パソコンからは月間649億以上、スマホからは319億以上という日本最大級のアクセスを集めるYahoo!JAPAN(ヤフー!ジャパン)は、広告媒体として大きな力を持つ。昨年度の連結売上高は、前年度比432億円増の3862億円。増収分は、ほぼ広告売り上げから生み出されている(注1)。ヤフーニュースは、巨大なアクセスとそれに伴う広告売り上げ、パソコンとスマホ、人手と技術などをどのように生かしていくのだろうか。ヤフーニュース トピックス編集部リーダーの伊藤儀雄(よしお)氏と、同アプリ サービスマネージャーの河野清宣氏に聞いた。

 ヤフーニュースは、20年弱にわたり新聞社や出版社などコンテンツ提供者から膨大なニュース配信を受け、整理分類してトピックスとして表示し続けてきた。コンテンツ提供者には、ページビューに応じた情報提供料を支払い、またニュース元サイトへユーザーがアクセスする「トラフィック」も提供してきた。

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まつもとあつし

ジャーナリスト

ITベンチャー、出版社、広告代理店、映像会社などを経て、現職。ASCII.jp、ITmedia、ダ・ヴィンチなどに寄稿。著書に「知的生産の技術とセンス」(マイナビ/@mehoriとの共著)、「ソーシャルゲームのすごい仕組み」(アスキー新書)など。取材・執筆と並行して東京大学大学院博士課程でコンテンツやメディアの学際研究を進めている。