被災者やボランティア希望者からの電話に対応する人たち=茨城県常総市中妻町の災害ボランティアセンターで9月22日、今沢真撮影
被災者やボランティア希望者からの電話に対応する人たち=茨城県常総市中妻町の災害ボランティアセンターで9月22日、今沢真撮影

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<水害1カ月>ボランティア3000人動員 SNSの威力

編集部

 関東・東北豪雨災害が起きて10月10日で1カ月。鬼怒川の堤防決壊で、茨城県常総市は戸建てだけで全半壊3737戸、浸水2264戸の大きな被害を受けた。今も連日、ボランティア数百人が被災家屋の片づけや清掃に従事している。ボランティアを集める決め手は、インターネットだった。

被災後3日目からサイトでボランティアを募集

 筆者(経済プレミア編集長、今沢真)は被災からしばらく後の9月22日、常総市のボランティア活動の現場を訪ねた。その時、市災害ボランティアセンターで、サイトやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で情報発信をしている専門家に出会った。一般社団法人「災害IT支援ネットワーク」代表の柴田哲史さん(48)だ。IT会社サイボウズに勤務するかたわら、被災地をITで支援していた。

 堤防が決壊した9月10日、常総市災害ボランティアセンター設置の動きが始まった。東京在住の柴田さんに…

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長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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