ニュースアプリ最新事情

高感度ユーザーと長く付き合う「はてな」のじっくり感

まつもとあつし・ジャーナリスト
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はてなの石田樹生プロデューサー(左)
はてなの石田樹生プロデューサー(左)

 大手のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)より規模は小さいが、存在感のある「はてなブックマーク(はてブ)」は、どうやって収益を上げているのか。競争が激しいニュースサービスとはてなの絶妙な距離の取り方を、石田樹生(じゅうせい)プロデューサーに聞いた。

 古くはオンラインの掲示板からSNSまで、ネットコミュニティーと呼ばれるサービスには共通の課題がある。規模拡大に伴うコミュニティーの大衆化、つまり多くのユーザーが訪れて特徴が薄まることだ。

 ビジネスを展開するからには収益を上げなければならない。はてなにもブログサービスなど有料プランがあるが、無料で多くの機能を使えるため、有料サービスの利用者は限られている。収益確保の主要な手段は広告、ということになる。

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まつもとあつし

ジャーナリスト

ITベンチャー、出版社、広告代理店、映像会社などを経て、現職。ASCII.jp、ITmedia、ダ・ヴィンチなどに寄稿。著書に「知的生産の技術とセンス」(マイナビ/@mehoriとの共著)、「ソーシャルゲームのすごい仕組み」(アスキー新書)など。取材・執筆と並行して東京大学大学院博士課程でコンテンツやメディアの学際研究を進めている。