アモイの沖合いにあるコロンス島
アモイの沖合いにあるコロンス島

グローバル海外特派員リポート

他人IDで稼ぐ中国人ダフ屋のしたたかさ

井出晋平 / 毎日新聞経済部記者

 「フェリーの切符あるよ。買わないか」。先日、中国の福建省アモイを訪れた際、観光名所のコロンス島行きフェリーの切符売り場で、ダフ屋の男性に声を掛けられた。コロンス島は、1840年に始まったアヘン戦争で英国が占領。その後、西欧列強や日本の事実上の共同租界となった島で、西洋建築の町並みが今も残る。アモイ中心部の岸壁から1キロも離れていないが、島に渡る交通手段はフェリーしかない。

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井出晋平

井出晋平

毎日新聞経済部記者

1975年、長野県生まれ。慶応義塾大文学部卒。98年毎日新聞社入社。神戸支局、富山支局を経て大阪本社経済部で電機、繊維・薬品、電鉄業界などを担当。2009年4月に東京本社経済部に移り、金融庁、商社・流通、日銀などを担当し、12年4月から中国総局。16年4月から現職。30歳から中国語の勉強を始め、台湾に短期留学した。

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