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三村日商会頭「面接解禁6月1日」発言に文科省どう動く?

都内・某共学大進路指導担当
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 日本商工会議所の三村明夫会頭が10月15日、来年の採用・選考活動の日程見直しについて大胆な発言をした。

 広報活動期間は「本年度と変更しない」としたうえで、選考活動期間については「本年度から2カ月程度前倒ししたうえで、開始時期だけでなく、終了時期について明確化し、公表する」と言い切ったのだ。

 広報活動、つまり求人票の公開と会社説明会は、今年と同じく3年生の3月1日解禁とするが、面接解禁日は、今年実施された4年生の8月1日を、6月1日に2カ月早めるという内容だ。

 三村会頭は東京商工会議所と日本商工会議所の会頭を兼務し、日本の中小企業を代表する立場にある。この問題では、採用・選考のルールを決めた経団連が正面切って動きにくいため、三村会頭がアドバルーンを打ち上げ、露払いを買って出た、との見方もある。

 実際、経団連の榊原定征会長は翌16日、三村発言について「それも一つの方法。(解禁の見直しを)やるとすれば、8月をどこまで早めるかだ」と報道陣に述べたとされる。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。