ハードウエア新時代

アップルTVがアプリで挑む「テレビ未来形」

西田宗千佳・フリージャーナリスト
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アップルTV向けの「アップストア」。アップルTVに追加したい機能はここから入手する
アップルTV向けの「アップストア」。アップルTVに追加したい機能はここから入手する

 10月29日、アップルは「アップルTV」の新モデル(以下2015年版)を発売した。アップルTVは、同社が07年から販売しているもので、テレビに接続することでネット映像や写真を見られる。

 アップルTVは、iPhoneやマックブックなどの他のアップル製品に比べると地味な存在だった。特に日本ではそうだった。しかし、15年版は3年ぶりに製品の中身が大幅にリニューアルされ、今まで以上に力を入れている印象だ。

 アップルが今年9月、米サンフランシスコで今秋の新製品を発表した際、同社最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏は「テレビの未来はアプリにある」と宣言した。なぜなら、15年版アップルTVは、iPhoneと同じように、アプリをダウンロードするサービスである「アップストア」を備えているからだ。このアップストアは、iPhoneと同じiOS技術で作られた「tvOS」で動作する。

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西田宗千佳

フリージャーナリスト

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。取材・解説記事を中心に、主要新聞・ウェブ媒体などに寄稿するほか、年数冊のペースで書籍も執筆。テレビ番組の監修なども手がける。