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漫画ヒモザイルは休載したが専業主夫育成は「あり」

山田道子・元サンデー毎日編集長
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2015年11月2日の毎日新聞くらしナビ面
2015年11月2日の毎日新聞くらしナビ面

 最近、気になった毎日新聞の記事が二つある。

 一つは、10月23日朝刊に載った「東村アキコさんの『ヒモザイル』休載」というミニ記事。同22日発売の講談社の月刊漫画誌に掲載予定だった漫画「ヒモザイル」が、東村さん自身の申し入れで休載になったという。

 記事などによると、実際にアシスタントの男性に家事能力を身につけてもらい、経済力があって恋人がいない女性と支えあう関係を作らせる、その過程を漫画で描こうとしたようだ。

 ウェブ上で一部を公開したところ、家事をこなす男性について、女性に金銭を貢がせる「ヒモ」と呼ぶ漫画の内容がツイッターなどで批判された。東村さんはツイッターで「本作は実際の出来事を元に描いていこうと考えていたので、皆様からの反響に向き合わずに創作を続けることはできないと判断しました」と説明している。

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山田道子

元サンデー毎日編集長

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞社入社。社会部、政治部、川崎支局長などを経て、2008年に総合週刊誌では日本で最も歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長、紙面審査委員。19年9月退社。