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アップル「iPad Pro」はパソコンに取って代わるのか

石川温・ジャーナリスト
大型タブレットiPad Pro。奥はPCのMacBook Pro
大型タブレットiPad Pro。奥はPCのMacBook Pro

 アップルの大型タブレット「iPad Pro」が発売された。

 同社のCEOであるティム・クック氏が、ロンドンのアップルストアで行われた発売セレモニーに参加し、「なぜ、いまさらPCを買うのか、と思う。真面目な話、どうして買うのだろう?」と語って話題になった。

 ティム・クック氏としては、新発売のiPad Proが、大きな画面とパソコンに匹敵する処理能力を持っているため、「もはやパソコンは不要」とアピールしたかったのだろう。

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ジャーナリスト

1975年、埼玉県生まれ。中央大学商学部を経て、98年、日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社。日経トレンディ編集部で、ヒット商品、クルマ、ホテルなどの取材を行ったのち、独立。キャリア、メーカー、コンテンツプロバイダーだけでなく、アップル、グーグル、マイクロソフトなどの海外取材、執筆活動を行う。テレビやラジオなどでのコメント出演も多い。メルマガ「スマホ業界新聞」を配信中。