キャリアセンター ここだけの話!?

選考2カ月前倒しでもフライング状態に変化なし?

都内・某共学大進路指導担当
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 文部科学省と大学側(就職問題懇談会)の反発で、一時はどうなるかと思われた来年度の就職・採用活動の日程だが、日本経団連の榊原定征会長が11月9日の記者会見で、改めて企業の選考開始時期を今年の8月から6月に前倒しする意向を表明し、ほぼ決着がついた形だ。ただ、企業側が押し切った形のため、文科省や大学の一部で不満がくすぶり続ける可能性もある。

 11月11日19時すぎ、文科省高等教育局学生・留学生課から、全国の国公私立大学の就職担当者に一斉メールが流れた。翌12日が締め切り期限の「平成27年度就職・採用活動時期の変更に関する調査」について、提出を促す「リマインドメール」だった。

 あくまで想像だが、企業側がリードして結論が出てしまったため、大学の中に「答えても意味がない」とへそを曲げて、回答しないところが出てくるのではと危惧したためと思われる。文科省もつらいところだ。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。