中国・桂林の小学校で
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グローバル海外特派員リポート

中国・一人っ子政策が生んだ「黒戸籍」「失独者」のこれから

井出晋平 / 毎日新聞経済部記者

 「我が国は人口が多い 成育には計画が必要だ」

 昨年夏、貴州省の山あいにある少数民族の村を訪ねた際、村役場の建物にそんな看板が置いてあるのを見かけた。一人っ子政策のもとで、計画出産を呼び掛ける看板だ。

 他にも、「女の子がいれば、老後は明るい」という趣旨の看板もあった。「娘がお金をくれた」「化粧品などを選んでくれた」「実家に戻ってきた」とイラスト入りで描いてあった。

 中国では、農村や少数民族地域を中心に男児を欲しがる傾向が根強い。一人っ子政策のもとで、胎児が女児だ…

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井出晋平

井出晋平

毎日新聞経済部記者

1975年、長野県生まれ。慶応義塾大文学部卒。98年毎日新聞社入社。神戸支局、富山支局を経て大阪本社経済部で電機、繊維・薬品、電鉄業界などを担当。2009年4月に東京本社経済部に移り、金融庁、商社・流通、日銀などを担当し、12年4月から中国総局。16年4月から現職。30歳から中国語の勉強を始め、台湾に短期留学した。

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