キラリと光る経営者への道

店舗拡大に成功したネイルサロン作業標準化のコツ

菊池玲子・公認会計士
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ファストネイルを運営するコンヴァノの執行役員らに話を聞く菊池玲子さん(右)
ファストネイルを運営するコンヴァノの執行役員らに話を聞く菊池玲子さん(右)

 業務の多くを労働力に依存する産業を「労働集約型」といいます。美容院、塾、宅配業者などがその典型です。設備投資は比較的少ない一方、人件費負担が重い点が経営者の悩みのタネです。

 人件費を圧縮するには、給与カットという方法がありますが、これは最終手段です。今回は、給与をカットせず、人件費負担の克服に挑む会社を見てみましょう。

 給与カットをせずに人件費を克服する王道は、一人一人の仕事の効率を上げることです。

 関東・関西で店舗を拡大しているネイルサロン、ファストネイル(FASTNAIL、企業名はコンヴァノ)は、施術者の工程・環境を整えることにより、効率をあげ、短時間で施術ができるように工夫しています。具体的には次のようなことです。

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菊池玲子

公認会計士

2000年センチュリー監査法人(現・新日本監査法人)に入る。小売業、製造業、公益法人等の監査業務や上場支援業務に従事後、現在は、パブリック関連のアドバイザリーサービスを提供している。著書に「キラキラ女性経営者を目指す! 会社経営の教科書」(2014年、共著)など。