東芝問題リポート

社外取締役も知らなかった? 東芝子会社損失隠しの罪

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東芝大分工場。ソニーに一部を売却することになった=2015年10月30日、和田大典撮影
東芝大分工場。ソニーに一部を売却することになった=2015年10月30日、和田大典撮影

 子会社の米原子力大手、ウェスチングハウスの巨額損失について、東芝が2回目のニュースリリースを公表した11月17日。東京・丸の内のビルの一室で、経済同友会の小林喜光・代表幹事(三菱ケミカルホールディングス会長)の定例記者会見が行われた。

 パリ同時多発テロの経済への影響などの質疑が行われた後、記者の一人が東芝について尋ねた。小林氏は不正会計問題を受けて9月末に東芝の社外取締役に就任している。

 「東芝が今日、米ウェスチングハウスの事業部ごとの減損の数字を発表しました。『東芝の連結では減損の必要がなかった』というのが東芝の言い分ですが、こうした情報開示のあり方をどのように見ていますか」

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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