東京都内の携帯ショップ=関口純撮影
東京都内の携帯ショップ=関口純撮影

IT・テクノロジーロボットと人間とミライ

官邸主導の「携帯料金値下げ」議論は誰のため?

石川温 / ジャーナリスト

 「家計に占める通信費の割合が上がっている」

 安倍晋三首相の鶴の一声で始まった総務省の携帯電話の料金等に関するタスクフォース。有識者が集まって議論が進められているが、必ずしも消費者の生活を反映したものとは言い難い気がしている。

 10月26日に開かれた第2回会合の議論では、「光熱費(電気・ガス・水道料金)の通常合計額とほぼ同じ1万円を毎月携帯電話に費やしている。携帯電話は高いと感じるのが一般的な感覚ではないか」という指摘があった。

 確かに携帯電話料金が安くなれば消費者にとってありがたい。各キャリアーには、できることなら、料金を引…

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石川温

石川温

ジャーナリスト

1975年、埼玉県生まれ。中央大学商学部を経て、98年、日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社。日経トレンディ編集部で、ヒット商品、クルマ、ホテルなどの取材を行ったのち、独立。キャリア、メーカー、コンテンツプロバイダーだけでなく、アップル、グーグル、マイクロソフトなどの海外取材、執筆活動を行う。テレビやラジオなどでのコメント出演も多い。メルマガ「スマホ業界新聞」を配信中。

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