ハードウエア新時代

脳梗塞予兆データ収集 慶大医学部がアプリ公開

西田宗千佳・フリージャーナリスト
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 慶応義塾大学医学部は11月25日、iPhone向けの無料アプリ「ハート&ブレイン(Heart & Brain)」を公開した。無料アプリというと、コンテンツやサービスでの課金が目的、というイメージが強いが、このアプリはそうではない。

 アプリを開発したのは、慶応義塾大学医学部内科学教室(循環器)の福田恵一教授、高月誠司准教授ら。目的は、不整脈や脳梗塞(こうそく)の早期発見だ。

 アプリには、腕の動きや表情のテスト機能がある。そして、アップル・ウォッチ(Apple Watch)を使っている場合、心拍数や運動量などのデータも集計する。スマートフォンには高精度な「モーションセンサー」(動きを感知する装置)が搭載されている。それらのデータから、体が発する脳梗塞の兆候が見えるため、アプリで収集し、体の状況の把握に活用しよう……というのが狙いである。

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西田宗千佳

フリージャーナリスト

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。取材・解説記事を中心に、主要新聞・ウェブ媒体などに寄稿するほか、年数冊のペースで書籍も執筆。テレビ番組の監修なども手がける。