東芝問題リポート

情報小出しで信用失墜 不正会計で東芝が失ったもの

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不正会計問題で東芝が設置した第三者委員会の上田広一委員長(中央)=2015年7月21日撮影
不正会計問題で東芝が設置した第三者委員会の上田広一委員長(中央)=2015年7月21日撮影

 東芝の不正会計を調査した第三者委員会(委員長・上田広一元東京高検検事長)の報告書が、再び注目を集めている。

 11月26日、その報告書を「会社からの独立性が乏しく、第三者報告書とは言えない」と厳しく評価する記者会見が行われた。弁護士や大学教授らでつくる「第三者委員会報告書格付け委員会」という有志のグループで、委員長を務める久保利英明弁護士が発言したものだ。

 このグループの8人が東芝の第三者委報告書を読んで5段階で「格付け」したところ、3人が最低評価の「F(不合格)」とし、4人が「C(比較的悪い)」、1人が「D(悪い)」だったというのだ。

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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