
ウェスチングハウスの巨額損失(5)
東芝の不正会計を調査した第三者委員会(委員長・上田広一元東京高検検事長)の報告書が、再び注目を集めている。
11月26日、その報告書を「会社からの独立性が乏しく、第三者報告書とは言えない」と厳しく評価する記者会見が行われた。弁護士や大学教授らでつくる「第三者委員会報告書格付け委員会」という有志のグループで、委員長を務める久保利英明弁護士が発言したものだ。
このグループの8人が東芝の第三者委報告書を読んで5段階で「格付け」したところ、3人が最低評価の「F…
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編集部
長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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