世界の乳幼児教育、行ってみたらこうだった!

米ボストン「子供も大人も遊んで学ぶ」体験型博物館

轟麻衣子・株式会社ポピンズ取締役
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ボストン・チルドレンズ・ミュージアムを訪れた研修参加者=ポピンズ提供
ボストン・チルドレンズ・ミュージアムを訪れた研修参加者=ポピンズ提供

ハーバード大学編(1)

 米国を代表する大学の一つ、ハーバード大学は東海岸に面するマサチューセッツ州ボストン近郊にあります。実は同大の大学院は、世界の乳幼児教育をリードする研究機関の一つでもあります。特に、脳科学分野の研究が盛んで、乳幼児の複数言語習得能力や遊びが脳にもたらす効果、読み書き能力などを解明しようとする研究者が集まっています。

 8月から9月にかけて4回掲載した「英国編」でお伝えしたように、私が取締役を務めるポピンズ(本社・東京都渋谷区)は毎年、外部から参加者を募り、ポピンズのナニー(子供のお世話をする育児や教育の専門家)と保育士が合同で英米の乳幼児教育機関などへの短期研修を行っています。

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轟麻衣子

株式会社ポピンズ取締役

東京都生まれ。12歳で英国の名門寄宿舎学校に入学。1998年、ロンドン大学を卒業後、メリルリンチ(ロンドン)に入社。シャネル(パリ本社、日本支社)などを経て、INSEAD(フランスを拠点とするビジネススクール・経営大学院)でMBAを取得。その後、デビアス(ロンドン)で勤務後、2010年、ポピンズ顧問、12年から現職。2児の母親。