ニュースアプリ最新事情

広告記事にも「いいね!」 アンテナが狙う編集力

まつもとあつし・ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷
"アンテナ"を運営するグライダーアソシエイツのオフィス=同社提供

 インターネットを利用するツールがパソコンからスマホへと変わる中、アンテナは時事ニュース以外の情報を扱う方向へかじを切った。アプリを日々起動してもらうために、どうやって魅力的な記事を集め、配信しているのか。また、それは最近人気が高まっている雑誌読み放題サービスとはどう違うのだろうか。引き続きアンテナをつくった杉本哲哉氏に話を聞く。

 誰もが関心を持つ時事ニュースではなく、趣味や関心に基づいた情報を的確に届けるため、アンテナは工夫を凝らしている。まずアプリ内で目につくのが、マイリストを追加する機能だ。ジャンルやキーワードを登録しておけば、自分の関心のある情報が届けられるようになる。約250の雑誌やテレビなどのメディアがコンテンツを提供しているので、例えば雑誌名で登録してもいい。

 しかしこれは、他のニュースアプリでも「チャンネル」といった形で提供されている機能で大きな違いはない。では技術面ではどうだろうか。

この記事は有料記事です。

残り1786文字(全文2192文字)

まつもとあつし

ジャーナリスト

ITベンチャー、出版社、広告代理店、映像会社などを経て、現職。ASCII.jp、ITmedia、ダ・ヴィンチなどに寄稿。著書に「知的生産の技術とセンス」(マイナビ/@mehoriとの共著)、「ソーシャルゲームのすごい仕組み」(アスキー新書)など。取材・執筆と並行して東京大学大学院博士課程でコンテンツやメディアの学際研究を進めている。