マイナビ合同会社説明会で=関口純撮影
マイナビ合同会社説明会で=関口純撮影

スキル・キャリア親も知らない就活Q&A

「セカ就」目指す日本の若者のボーダーレス感

毎日新聞キャンパる編集部

海外就職(1)

 「セカ就」(世界に向かって就職)という言葉があります。若者が国内ではなく、海外で就職する傾向を表す言葉です。「昔からの夢だった」「海外にはチャンスがある」「日本の企業は男女差別が強い」など理由はさまざまですが、グローバル時代の新たな潮流と言えるでしょう。マレーシアの日系企業に新卒で就職した日本人女性に聞きました。

「意欲さえあれば海外で働ける」

 ある総合電機メーカーのマレーシア法人に入社したN子さん。現在はテレビなどの生産管理業務に就いています。大学時代は、学生団体やアフリカでの海外ボランティアと積極的に活動していました。大学を休学して海外ボランティアに行ったため、卒業は1年遅れましたが、悔いはなかったといいます。

 ところが運悪く、日本での就活はうまくいきませんでした。「興味がある企業はありましたが……」という彼女。新卒で海外に就職する道は、当初は考えていなかったそうです。そんな中、たまたま就職情報サイトのバナー広告が目に留まりました。そう、海外現地法人の求人です。

 「海外で働く」というと、よくイメージされるのが日本の本社で採用され、「海外赴任」として日本から現地に赴任する形です。給与などの待遇は日本の本社の規定に基づくほか、いつかは日本の本社に戻る可能性があります。

 それに比べ、「海外現地法人」への就職は、現地採用なので待遇も現地の水準です。正社員として日本に「帰る」ルートはありません。

マレーシアで就職した新卒女性

 日本で2回の面接、マレーシアで最終面接を受け、無事に内定を勝ち取った彼女はそれまで、マレーシアに行ったことすらありませんでした。

 渡航前のイメージは「まだまだ開発途上の国」でしたが、実際に住んでみると印象は大きく変わりました。

 「首都のクアラルンプールだけなら、想像をはるかに超えて外見は都会。さらに、気候は温暖で食事もおいしい。しかも親日国家です。恵まれすぎて、このままでいいのかと思うことがあるほどです」

 彼女はどんな毎日を送っているのでしょうか。

 連載は、毎日新聞夕刊(東京本社版)掲載「キャンパる」紙面で活躍する学生記者グループが取材した「親も必読! 間違いだらけの就活!」 http://mainichibooks.com/zoukanmook/sunday-mook/2015/06/30/post-2.html?digital=1 をベースにしています。

 <「親も知らない就活Q&A」は毎週土曜、日曜日掲載です>

インターンシップは採用に直結する? しない?

就活で一番必要なのは「話を聞いてくれる友」

地方大学生「東京就活」に高すぎる壁

就活にはどのぐらいのお金が必要ですか?

「感動して鳥肌が立った」女子学生の大きな過ち

経済プレミア・トップページはこちら

毎日新聞キャンパる編集部

毎日新聞キャンパる編集部

毎日新聞主催の学生団体。毎日新聞の毎週金曜日の夕刊(東京本社版)の紙面「キャンパる」で、学生が企画、取材、原稿執筆を行い、社員の編集長が監修をしています。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地下化されたワルシャワ中央駅上の広場。スターリン建築と民主化後のビルが林立する(写真は筆者撮影)

西に移動させられた国ポーランド 首都ワルシャワの今

 ◇ポーランド・ワルシャワ編(1) 36年前、高校の文化祭のディベートで、「史上最大の英雄は誰か」というお題に、「ポーランドで共産…

メディア万華鏡
週刊文春11月1日号

メディア騒がすドタキャン沢田研二の「格好いい老後」

 騒ぎ過ぎじゃないか。取り上げ方の息もなんだか長い。ジュリーこと沢田研二さん(70)が、10月17日にさいたまスーパーアリーナで予…

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…