メディア万華鏡

「わいせつか芸術か」春画で沸いた現代人のエロス観

山田道子・毎日新聞紙面審査委員
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春画展の会場=東京都文京区の永青文庫で、広瀬登撮影
春画展の会場=東京都文京区の永青文庫で、広瀬登撮影

 新語・流行語のトップ10に入らなかったのが不思議だ。「春画」。

 男女の性の営みを描き、江戸時代に流行した春画の国内初の展示会が9〜12月、東京都文京区の永青文庫で開催され、今年は「春画元年」といわれている。

 “お堅い”新聞に今年ほど春画の記事が載ったことはなかったし、ヘアヌードや高齢者向けセックス記事が当たり前の週刊誌では、春画をめぐる話題が沸騰した。

 「『体、柔らかーい』。20代とおぼしき女性たちが屈託ない感想を言い合っている」−−日経新聞は10日…

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山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。