
タワーマンション節税(2)
タワーマンションを使った相続対策がなぜ注目を集めるのか。それは、時価と相続税評価額の差が大きく、節税効果が高いからだ。
1億円で購入したタワーマンションの部屋の相続税評価額が、購入価格の2割程度の2000万円なら、8000万円の評価差額が生じる。この部屋を相続後、購入価格の1億円で売却すると、税率50%としても、相続税4000万円を節税できることになる。
節税効果が大きいからといって、すぐに「課税逃れ」というわけではない。しかし、国税庁の監視強化は「行き過ぎた節税には目を光らせますよ」という明確なサインであり、実際に行き過ぎやり過ぎの例はある。
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