スペイン・バルセロナのホテル「アイレ ホテル ロセリョン」の屋上テラスから見たサグラダファミリア
スペイン・バルセロナのホテル「アイレ ホテル ロセリョン」の屋上テラスから見たサグラダファミリア

社会・カルチャー街の文化漂う 秘蔵の宿

ホテルで体験した「ぜいたくな時間」を伝えたい

稲葉なおと / 紀行作家、一級建築士

「秘蔵の宿」稲葉なおとさんに聞く(1)

 経済プレミアの「街の文化漂う 秘蔵の宿」のコラムが連載開始から8カ月目に入りました。執筆者の紀行作家、稲葉なおとさんに、連載の狙いやホテル業界の現状を伺います。聞き手は今沢真・経済プレミア編集長です。3回に分けて掲載します。【写真・亀井和真】

 −−6月から始まった連載は31回を数え、各回1軒ずつホテルを紹介してもらっています。どんなことを意識して原稿を書いているんですか。

 ◆稲葉なおとさん 原稿は、「泊まる」ことに重きを置いています。今は雑誌にもインターネット上でも「宿…

この記事は有料記事です。

残り2497文字(全文2754文字)

稲葉なおと

稲葉なおと

紀行作家、一級建築士

1959年、東京都生まれ。東京工業大学建築学科卒。400軒以上の名建築の宿を宿泊・取材。旅行記、小説、児童文学、写真集を発表している。現在も長編小説を雑誌「ダンスビュウ」に連載中。第10回JTB紀行文学大賞奨励賞受賞。主な著書に「匠たちの名旅館」など。近著に「モデルルームをじっくり見る人ほど『欠陥マンション』をつかみやすい」(小学館)。公式サイトでお勧めホテル、名建築の写真を多数公開中 http://www.naotoinaba.com (顔写真の撮影は寺崎誠三さん)