保育園を視察する研修参加者たち=ポピンズ提供
保育園を視察する研修参加者たち=ポピンズ提供

ハーバード大学編(2)

 米ボストン近郊のいくつかの保育園を視察すると、保護者と保育園が子育てを担うパートナーとして互いを尊重して、子供を育てようとする意識の高さが伝わってきました。

 「英国編(4)」では、モンテッソーリ教育とレッジョエミリア・アプローチの二つの教育メソッドをご紹介しました。今回視察した保育園でも、多くがこれらのメソッドに基づいた教育を行っており、二つを合わせて柔軟に対応する保育園もありました。それに加えて、米国人には、子育てはみんなでやるもの、子供は社会が育てるという考えが浸透しているように感じます。

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轟麻衣子

轟麻衣子

株式会社ポピンズ取締役

東京都生まれ。12歳で英国の名門寄宿舎学校に入学。1998年、ロンドン大学を卒業後、メリルリンチ(ロンドン)に入社。シャネル(パリ本社、日本支社)などを経て、INSEAD(フランスを拠点とするビジネススクール・経営大学院)でMBAを取得。その後、デビアス(ロンドン)で勤務後、2010年、ポピンズ顧問、12年から現職。2児の母親。