知ってトクするモバイルライフ

「スマホ&固定」セット割が常にお得とは限らない

石野純也・ケータイジャーナリスト
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 携帯電話と固定通信をセットで安くする割引は、大手3キャリアーで一般的になった。auでは500万世帯以上、ドコモでは100万契約と、ユーザーからの支持も集めている。一方で、注意しなければいけない点もある。携帯電話料金だけを見ると安くなると思われがちなセット割だが、固定通信との合計で見ると、かえって割高になってしまうケースもあるのだ。

 分かりやすくするために、筆者の実例を紹介しよう。筆者の自宅は都内のマンションで、光回線は各家庭に電話回線を使って分配されている。いわゆる、「VDSL」と呼ばれるしくみだ。この場合、NTT東日本では、契約が見込める戸数によって、料金を変えている。筆者のケースだと、戸数が多いため、料金は一番安い「プラン2」が適用されている。2年単位で継続契約を約束する「にねん割」を適用させているため、料金は月275…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。