藤田孝典さん=東京都内で、関口純撮影
藤田孝典さん=東京都内で、関口純撮影

くらし下流化ニッポンの処方箋

「貧困」を放置すると社会の負担はさらに増える

編集部

「下流老人」藤田孝典さんインタビュー(3)

 「下流や貧困は自分とは関係ない、と考えていると大変なことになる」−−「下流老人」(朝日新書)の著書でNPO法人ほっとプラス(さいたま市)代表理事の藤田孝典さん(33)はこう指摘する。たとえ自分が健康でちゃんと働いていても、家族のだれかが仕事を失ったり病気になったりすると、状況は一瞬で暗転するからだ。非正規雇用が4割に達するなか、貧困層の増加は社会的コストの増加にもつながる。インタビュー3回目は、住宅政策の見直しなど貧困を防ぐ新たな制度と仕組みについて聞いた。【戸嶋誠司】

 −−著書の中で、住宅対策について言及しています。詳しく教えてください。

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長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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