思いを伝える技術

読ませたいなら「大事なことを先に書く」

川井龍介・ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷

言葉によるコミュニケーションの悩みは絶えない

 伝えたつもりが伝わらない、真意が伝わらず誤解された……。日々の生活や仕事のなかで、言葉によるコミュニケーションの悩みは絶えません。

 理由はさまざまですが、日本人だから日本語を使えるのは当たり前、情報伝達や意思疎通には困らないだろうと思いがちなところに、そもそも間違いがあるのではないでしょうか。

 さらに言えば、世の中、何かを書いても「読んでもらえるか」という問題があります。書いたものが読まれるのが当たり前とは限りません。

この記事は有料記事です。

残り1545文字(全文1779文字)

川井龍介

ジャーナリスト

1980年慶応大学法学部卒。新聞記者などを経てフリーのジャーナリスト、ノンフィクションライター。実用的な文章技術を説いた「伝えるための教科書」(岩波ジュニア新書)をはじめ「大和コロニー~フロリダに『日本』を残した男たち」(旬報社)、「フリーランスで生きるということ」(ちくまプリマ―新書)を2015年に出版。このほか「ノーノー・ボーイ」(ジョン・オカダ著、旬報社)の翻訳をてがける。