
前回、相続税の調査は現金の動きを確認することがメインであることを説明したが、税務調査で一番目を付けられ、課税されやすいのは、実は配偶者の預貯金だ。やりくり上手な配偶者の方に改めて解説しておきたい。
調査では収入の有無、贈与の有無を聞かれる
妻が2億円の預貯金を持っていた事例での相続税調査に携わったことがある。その際の国税局の質問、聞き取りのポイントは次のようなものだった。
・ご主人と結婚した時は、持参金はありましたか。
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