構造改革に取り組んできたモバイル事業は収益が回復してきた=2015年4月、種市房子撮影
構造改革に取り組んできたモバイル事業は収益が回復してきた=2015年4月、種市房子撮影

政治・経済経済プレミア・トピックス

復活の旗印「デバイス」失速でどうなるソニー

大河原克行 / ジャーナリスト

ソニー第3四半期決算(2)

 4550億円という最終(当期)赤字を2011年度に出したソニーは、リストラを進め、ようやく15年度に3年ぶりの黒字1400億円を見込むまでになった。ただ、ソニーの事業別損益のうち、「デバイス事業」は赤字に陥っている。本来は成長の柱だったこの事業がなぜ、失速したのか。電機業界に詳しいジャーナリストの大河原克行さんが分析する。

この記事は有料記事です。

残り2049文字(全文2225文字)

大河原克行

大河原克行

ジャーナリスト

1965年、東京都生まれ。IT業界の専門紙「週刊BCN(ビジネスコンピュータニュース)」の編集長を務め、2001年フリーランスジャーナリストとして独立。電機、IT産業を中心に幅広く取材、執筆活動を行う。著書に「ソニースピリットはよみがえるか」(日経BP社)など。