躍動する科学ベンチャー

「世界が幸せになるためのロボット」で世界制覇の夢

丸幸弘・株式会社リバネス最高経営責任者
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株式会社人機一体のパワーエフェクタ=株式会社人機一体提供
株式会社人機一体のパワーエフェクタ=株式会社人機一体提供

 大型の人型ロボット重機開発を進める株式会社人機一体は、どのような市場での展開を狙うのだろうか。同社代表取締役社長の金岡克弥博士と、西田亮介取締役、リバネスの丸幸弘・最高経営責任者(CEO)が今後の展望を語り合った。【構成・サイエンスライター本丸諒】

【(3)NEDOも支援するガンダム型重機開発の「次の一手」】

 ──会社の態勢が整い、ロボットを生産する時期を考えていると思います。

 ◆人機一体・金岡博士 1回目にお話しした、操作者がロボット外の近距離にいる近接操作型に関しては、いまから18カ月後、17年の中ごろに試作1号機が完成する予定です。基礎技術はそろっていて、工程はすべて見えています。時間がかかるのは技術面ではありません。資金繰りや人材確保、株式会社人機一体の体制構築、知財戦略、メディア戦略、法律面の問題解決などがネックです。

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丸幸弘

株式会社リバネス最高経営責任者

1978年神奈川県生まれ。東京大学大学院在学中の2002年6月にリバネスを設立。「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化した。大学や地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出し、200以上のプロジェクトを進行させている。著書『世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』(日本実業出版社)がある。