東芝問題リポート

「赤字7100億円vs台湾身売り」名門企業浜松町の大変

編集部
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東芝本社ビル=2015年12月28日、内藤絵美撮影
東芝本社ビル=2015年12月28日、内藤絵美撮影

 2月4日午後、東京のJR山手線・浜松町駅で、何人の経済記者が電車を降りただろうか。この日、経営危機に陥っている二つのグローバル企業、シャープと東芝の第3四半期決算の記者会見が行われた。両社のオフィスは、浜松町駅から山手線の外側に数分歩いたところに、隣り合うような形で建つ高層ビルに入居している。

 シャープの記者会見は午後3時10分から約1時間45分行われ、東芝の会見は午後4時半から同7時まで、延々2時間半にわたって続いた。両社の会見をはしごして、ヘトヘトになりながら原稿をまとめた経済部の電機担当記者、そしてジャーナリストは多かっただろう。

 東芝の会見は室町正志社長がまず登壇し、お決まりの謝罪で始まった。

 「大変遺憾ではございますが、昨年12月に公表した業績予想を修正させていただきます。公表から1カ月余りで大変大きな修正となり、まずは深くおわび申し上げます」

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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