
NISAと確定拠出年金(2)
確定拠出年金(DC)については制度の変更により、資産運用の手段としては非常に活用しやすくなります。確定拠出年金とは、企業年金の一形態です。
これまでの企業年金は大半が確定給付型といって、年金の原資となる運用資産を毎年、一定の利回りで運用したことを前提とした結果、得られる収益も含めて、将来の年金給付額を決定しています。
だから確定給付になるわけですが、問題は、前提となっている利回りを年金受給者に対して確定させていたとしても、実際に運用しているときの利回りは、株価や債券相場、為替相場によって常に上下することです。
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