ハードウエア新時代

若手のベンチャー魂 新型リモコンに見るソニーの将来

西田宗千佳・フリージャーナリスト
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電子ペーパーを活用したリモコン「ハウス」。自分が便利と思えるリモコンを自由に作れるのが特徴
電子ペーパーを活用したリモコン「ハウス」。自分が便利と思えるリモコンを自由に作れるのが特徴

 ソニーは2月15日から、新しい「リモコン」の予約受け付けを開始した。リモコンの名は「ハウス リモート コントローラー」。ハウスとは「HUIS」、すなわち「ホーム・ユーザー・インターフェース」の略で、若干無理やりだが「ハウス」と読ませる。テレビやレコーダー、エアコンなど家庭にある複数のリモコンをひとつにまとめることを目的とした機器だ。

 画面は液晶ではなく「電子ペーパー」を使っている。電子ペーパーは通電していなくても表示が維持されるため、画面が消えない。ハウスに表示されたボタンを押せば、それがリモコンボタンの代わりになる。充電式のバッテリーで、おおよそ1カ月は動作可能だ。価格は2万7950円(税込み)。

 各社のテレビ・ビデオ・エアコンなど、主だった機器のリモコンデータとレイアウトは登録済みなので、そのまま単に「複数のリモコンを束ねたもの」として使ってもいいし、リモコンの中からよく使うボタンだけを集め、オリジナルリモコンを作ってもいい。

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西田宗千佳

フリージャーナリスト

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。取材・解説記事を中心に、主要新聞・ウェブ媒体などに寄稿するほか、年数冊のペースで書籍も執筆。テレビ番組の監修なども手がける。