東京マラソンを走る

走ることは生きること「いつも前を向いて」

編集部
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それぞれの思いを胸にゴール
それぞれの思いを胸にゴール

 1月に108キロ、2月に100キロ。東京マラソンに備えて私(経済プレミア編集長、今沢真)はそれなりに練習を積んだ。そして、目標タイムを「5時間30分」に設定した。

 「目標タイム」。多くのランナーが、レースに出るとき、自分の実力に合わせて目標を設定する。目標を設けなくても、大会には制限時間がある。市民ランナーが出場するフルマラソンの大会は、「6時間」が多い。東京マラソンは「7時間」。他の大会より少し余裕を持って走れることが、人気が高い理由の一つでもある。

 「20キロ、30キロは誰でも走れる。でも、42キロを走り切るのは簡単なことじゃないんですよ」

 数年前、千葉県佐倉市で開かれたフルマラソンの大会に出場した際、開会式でゲストの小出義雄さんが話していた。シドニー五輪で金メダルを獲得した高橋尚子選手の指導者である。小出さんは、5キロごとのラップタイムを取り、30キロ以降にタイムが落ちないように走ることが、目標タイムを達成する秘訣(ひけつ)だと説明していた。

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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