スキル・キャリア思いを伝える技術

一番訴えたいテーマを一言で表す「見出し」が大事

川井龍介 / ジャーナリスト

 就活で企業に提出するエントリーシート(ES)を800字で書くように求められたとします。テーマは、「学生時代の体験のなかでもっとも印象的だったことと、それによってあなたがどのように変わったか、あるいは成長したと思うか」です。

 この場合、何について書くかは与えられているので、読み手もおよその内容は想像できます。それでも800字くらいになると何を訴えたいのか、内容のポイントをまず読み手に知らせるのが効果的です。

 その方法を具体的に言うと、内容を象徴する、あるいは読み手に訴えたいポイントを表す「見出し」をつける…

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川井龍介

川井龍介

ジャーナリスト

1980年慶応大学法学部卒。新聞記者などを経てフリーのジャーナリスト、ノンフィクションライター。実用的な文章技術を説いた「伝えるための教科書」(岩波ジュニア新書)をはじめ「大和コロニー~フロリダに『日本』を残した男たち」(旬報社)、「フリーランスで生きるということ」(ちくまプリマ―新書)を2015年に出版。このほか「ノーノー・ボーイ」(ジョン・オカダ著、旬報社)の翻訳をてがける。