「この人、この土地」だから生み出せる一品

石垣の空、海、太陽から生まれた藍と黄色のストライプ

小高朋子・旅食ライター・カメラマン
  • 文字
  • 印刷
島藍農園の商品(写真手前がピクニックトート)=小高朋子撮影
島藍農園の商品(写真手前がピクニックトート)=小高朋子撮影

 目の前に広がる海の色を写しとったような、透明感のある鮮やかで深い藍色。濃淡のある二色の藍色に、フクギという植物で染めた黄色のストライプが、島藍農園が作る藍染め商品の代表的なデザインだ。この「shimaaiストライプ」は、沖縄県石垣島の「空と海と太陽」を表現している。

独特の自然環境と伝統的技法を生かした染色技術

 石垣島に工房を構える島藍農園は、藍染め商品を制作・販売をしている。オーナーであり職人の大浜豪さん(43)と妻の由貴さんの他に従業員が1人。そして、島内にいる専属の織り手3人、縫製職人4人と丁寧に時間をかけて製品を作り上げている。

 島藍農園の商品は、帆布バッグやリネンストール、カードケースなど常時30アイテムほどある。ピクニック…

この記事は有料記事です。

残り1763文字(全文2084文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

小高朋子

旅食ライター・カメラマン

1982年、神奈川県生まれ。アパレル業界、映像製作会社を経て、フリーランスに。持続可能なモノづくりの可能性を求めて各地を巡り、地域の食文化、工芸品、産業などを取材し、写真、映像も用いてその魅力を紹介している。現在、農業者向けのビジネススクール(オンラインアグリビジネススクール)にかかわり、各地の農業現場の取材を担当。旅と、おいしい食べものと日本酒が何よりも好き。