くらし高齢化時代の相続税対策

「パーキンソン病で寝たきり」母親の遺言書は有効か

広田龍介 / 税理士

 パーキンソン病は、神経変性から運動障害などを引き起こす難病。東京都内の主婦Bさんはこの病気になり、手足を動かしたり口を動かしたりすることができなくなった。自宅で寝たきり状態のため、介護士がつきっきりで介護をしていた。

 だが、意識ははっきりしていた。体を動かすことができないだけで、見ること、嗅ぐこと、聞くこと、考えること、判断することに不自由はなかった。

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広田龍介

広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。